2009年7月23日木曜日

1: 派遣の秘書の話

とある監査法人で派遣社員として秘書をしている。
秘書といったら、きれいな響きかもしれない。

でも、何してるのかといわれれば、それは雑用である。
私は本当は翻訳がしたい。
でも、どこも受からず、結局今の職場にたどり着いた。
秘書から抜け出したかった。
そのために、自分に足りないものは何だろうと考えた。

専門分野がない。
経済や会計を勉強しようと思った。

また、監査法人の組織の中で、事務から脱するには
会計士になるしかない。

私は、2009年2月から資格の大原に通い始めた。
70万円もした。

経済的に厳しいので、ローンを組んだ。
授業にはなかなかついていけない。
簿記は考え方を覚えるのが大変だ。

それでも、粛々と続けるのみだった。
あるいは、そうする他ないと自分に思い込ませていたのかもしれない。


つづく

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