名古屋にいたころ勤務していた会社の社長からメールをいただいた。
後輩が退職するという。
送別会のお誘いだった。
木曜日だけど、もし、サプライズゲストとして、名古屋まで来てくれたらうれしい、と。
一夜の飲み会のために、東京-名古屋を往復するかなあと迷った。
でも、会社のみなさんだけでなく、お世話になった取引先の方々にも会える、めったにない機会である。
ここで断ったら女がすたるぜ、と送別会の当日は会社を早退し、その足で名古屋へ。
翌日は年休をとり、愛知の実家で過ごすことにした。
盆と正月以外にも、たまには帰るか。
退職する後輩は、入社時22歳だった。
私が教育係だった。
「入ったばっかりの時、僕、めっちゃ怒られましたよね」と彼は笑ってた。
「え、そうだっけ?」
怒った方は、覚えていないものである。
冗談を言いあっていたことばかりを思い出す。
私は、会社の皆さんに映像翻訳の勉強をしていること、
去年の夏に、映画祭で字幕を書いたことなどを話した。
でも、その後は浮いた話がないんだな。
“目指しています”から一歩進んで、何らかの成果を報告できるようになりたいものだ。
懐かしい人に会うと、刺激を受ける。
それが、別の目標を持っている人であっても。
また会う日までに、もっと成長していなくちゃと思う。
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