2012年10月5日金曜日

発芽を待つ

私は先日トライアルを受けた。

概要書を見ると、合否の回答は「データ受領後2週間以内」とある。
でも、2週間目に連絡はなかった。
次の日の18時ごろ電話をかけてみた。

その会社には、友達が経理担当として勤めている。
彼女によると、トライアル担当者は、
今週、トラブルに巻き込まれ、とても忙しいらしい。
おまけに、イライラし、気が立っているのだとか。

そりゃ、たぶん私の字幕のチェックなんてしてられないよな・・・。
メールはかえって負担になると思ったので、電話にした。

「概要書には2週間以内に結果が出るとありまして
実は昨日がその2週間目にあたるのですが
結果が出るのは、もう少しかかりますでしょうか?」

「あっ。そうですね、連絡しようと思っていたところです」

蕎麦屋の出前風。(笑)
不可の場合も連絡をくれるとの確認をとり
電話を切った。

「あっ」から、彼はまだデータを確認していないような気がした。
「そんなの信ジランナイ!放ったらかしなんて」と思う人もいるかもしれないが
私は、何だか良い予感がした。

もくもくと、勝手なシナリオが思い浮かんだ。

「やっべー!忘れとったわ。そいえば、トライアル受けた人、おったわ。
データ、きとったっけ?2週間前ってことは・・・ええっと、ええっと」
と、未読200件のメールボックスを探す。
慌てて、映像に重ねる。 「ふーん。ま・いいんじゃない?話、分かるし」
申し送りを読み「ふーん、ああ、そう、はいはい。OK、OK」
と、目を皿にして細かく見ている余裕はないってな感じ。

電話をした夜、11時頃メールが来た。
シナリオどおりかどうかは、さておき、結果は、合格であった。

よかった。
でも、うれしいけれど、本当に喜ぶのは、発注がきてからかな。
登録翻訳者になるのと、受注するのは、また別の話。
種を植えることはできたが、はたして芽は出るだろうか。

さあ、これから1年間は種まきの年。
学校のトライアルの合間に
あと9社、受けよう!

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