翻訳の学校でトライアルを受け、その勉強会に参加した。
サンプル訳を見て、自分の疑問を解消する会である。
初めての参加だった。
配布されたサンプル訳に対し、批判的な人がいてビックリした。
表記など怪しい箇所がいくつかあるし、この原稿のレベルで合格なんですか、と言った。
やや小馬鹿にしたような口調でイラついた気持ちが含まれているように聞こえたせいか
純粋な質問というより反語的であった。
対する講師の答えは「合格です」であった。当たり前である。
翻訳は、答えは一つではないし、上を見ればきりがないものだ。
確かに配られたものは、手直しのしようがない程美しいサンプル訳例ではないかもしれないが、仕事をしていない人が、全体的な批難するのは、いささか失礼に思う。
謙虚であることを忘れてはいけないなと思った。
講師の方が、「答えを外に求めるのではなく、自分の内に探そう」と言ったのが印象的だった。
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