2012年2月6日月曜日

最期に大きな後悔を

最期を迎える患者が人生を振り返り後悔すること上位5位が英ガーディアンに掲載されていた。

1. 誰かが自分に期待するからではなくするからではなく、自分自身が正直に生きるための勇気が欲しかった。
2. 一生懸命働きすぎた。
3. 自分の気持ちを表現する勇気が欲しかった。
4. 友達と疎遠にならずにいたかった。
5. 自分自身を幸せにしてあげたかった。

不可能なものはないと思った。
簡単にできたはずなのに、目をそむけてしまった、あるいは
自ら行動に移せなかったことを人は悔やむのだろうか。

私は、極めて健康体であり、死に迫られてはいない。
漠然と、ずっと続いていくのだろうとのんきに思っている。

のんきに暮らしながら、小さなことに面倒くさがらず、
最期に残る後悔は、大きなものにしたい。

志半ばで死ぬことは、悔いを残すことかもしれない。
しかし、私はそれもいいかなと思う。

手塚治虫が、「グリンゴ」を未完に終えてしまったように
死の間際まで、「仕事」をしていたい。
暮らし向きのためだけの仕事ではないものを。

もう、いいや、と、生をあきらめて死ぬより、
何かを目指す過程、渦中にいる方が幸せかなと思う。
例えば長編の翻訳途中、最後のページを目指している時とかね。
いや、これって一番苦しい時かしら。

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