会社勤めなら、病気になっても有給休暇を使って休むことができる。
私の場合など特に、1日くらい休んでも、さほど業務に支障がでることもなく、
どうしてもの時は、誰かがカバーをしてくれる。
しかし、フリーランスは、そういうわけにはいかない。
OJTで身に染みたのは、至極当たり前のことなのだが、
体調管理の大切さだった。
素材は、古代エジプトの話だった。
リサーチして、スポッティングをして、字幕を書きはじめた。
午後3時ごろめまいがしてきた。
30分ほど横になったが、回復せず、
オエー、オエー、ミイラの呪い~と、吐き気に襲われ、
床にへたりこみながら、原稿を読んでいた。
その日は、土曜日。私は平日は派遣で会社勤め。
作業期間で唯一の週末に作業が進まないと、まずい。
ただでさえ、訳すスピードに自信がないのに
体調が悪くて、余計に頭が回らず、先に進まない。
治らなかったどうしよう!
チームの締切に私の原稿だけ真っ白だったらどうしよう!
考えると焦る。
急がば回れ。思い切って数時間寝て、食事を抜くと、
夜には元気になった。
土曜の内に90枚の第1稿を書き上げる目標だったが、
結局30枚ほど次の日に回した。
ランナーを抱えるピッチャーって、こんな気持ちなのだろうかと思いながら寝た。
翻訳の期間は、興奮状態にあるせいか、
どうしても睡眠時間を削ってしまい、体に負担をかけがちである。
消化の悪そうなものは避けよう。
仕事を引き受けるようになったら、いや、そうでなくても
いつも健康でいなくちゃ。
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