もう10年以上前になる。
初めて翻訳を教えてくれた先生の言葉が
長い時を経て、最近やっと理解できた。
「あなたは、がんばってない」
どうして?と思った。
その時は、「それなりにがんばってる」つもりだった。
講義を休むことなく、課題も遅れることなく、きっちり出していた。
真面目な生徒だったのに。
でも、彼は的を射ていたと思う。
思えば、翻訳にかける時間は、圧倒的に少なかった。
「がんばり」始めたのは、映像翻訳の学校に入ってからだな。
そして、今、現在は、あまりがんばってないのかもしれない。
いい先生についていたなと思う。
先生の言葉が浸透するまでに、
こんなに時間がかかるなんて、いったい何年かかっているのだろう。
私は、できの悪い生徒である。
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