2011年4月7日木曜日

拝啓、秘書様

ドラマ「Mad men」 で、こんな台詞があった。

60年代、アメリカのとある広告代理店が舞台。

そこで求められる秘書とは、
”between mother and waitress"
だと言った。

差別的な描写と目くじらを立てる人もいるかもしれない。
これまで2つの企業で経験した秘書業務を思い出すと、
まぁ、そんなとこだったかな、とふと思い出した。

「一般事務」が会社としての雑多な仕事なら
「営業事務」は営業回りの雑多な仕事。
そして、「秘書」はある特定の人の「お世話」かな、と思う。

ただ、ついている人が、お偉いだけであって、
秘書は、全然お偉くないし、仕事と言えば、次のようなものだ。

スケジューラで空いているかどうか回答したり、
お茶出したり、コップをさげたり、
祝賀会の会場を予約したり、
役員室の加湿器の水を補充したり
出張中に何回自腹で食事をしたかをカウントして精算をする。

自分でせいや!と思いがちで、
仕事にやりがいを見いだせなかったせいだろうか。

メールやら手紙のあて先は、別に「竹内様」でよいものを
わざわざ「竹内秘書様」などと書いてあるのが、
いかにも仰々しく、嫌いだった。

秘書は役職なんかじゃないのにネ。

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