ドラマ「Mad men」 で、こんな台詞があった。
60年代、アメリカのとある広告代理店が舞台。
そこで求められる秘書とは、
”between mother and waitress"
だと言った。
差別的な描写と目くじらを立てる人もいるかもしれない。
これまで2つの企業で経験した秘書業務を思い出すと、
まぁ、そんなとこだったかな、とふと思い出した。
「一般事務」が会社としての雑多な仕事なら
「営業事務」は営業回りの雑多な仕事。
そして、「秘書」はある特定の人の「お世話」かな、と思う。
ただ、ついている人が、お偉いだけであって、
秘書は、全然お偉くないし、仕事と言えば、次のようなものだ。
スケジューラで空いているかどうか回答したり、
お茶出したり、コップをさげたり、
祝賀会の会場を予約したり、
役員室の加湿器の水を補充したり
出張中に何回自腹で食事をしたかをカウントして精算をする。
自分でせいや!と思いがちで、
仕事にやりがいを見いだせなかったせいだろうか。
メールやら手紙のあて先は、別に「竹内様」でよいものを
わざわざ「竹内秘書様」などと書いてあるのが、
いかにも仰々しく、嫌いだった。
秘書は役職なんかじゃないのにネ。
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