2009年8月15日土曜日

人と差が出るポイント

ER8


ロマノ:I don't know what you're talking about.
(何の話だ?)

ケリー:I think you do.

このケリーのセリフである。

私は、

ケリー:分かるでしょう?

とした。

まぁ、文字通りというか、これくらいですと、平凡でしょうか。。。

字幕では、

ケリー:とぼけないで

となっていた。


うーむ。

doやbe動詞、yes/noのセリフに
言葉を載せるのは難しい。

そして、そこに人の差がでるのだろう。

2009年8月13日木曜日

謙虚に

ER8.

外科部長のロマノは、早口なので、
すべての情報が字幕には出てこない。
それゆえ、どこが訳出されているかが気になる人である。

また、へええ、こういう言い方があるんだ、と思うことが多い。


As ordered, I backed off, but she was determined to to leave.


字幕は、「解雇を取り消すと言ったが―」であった。

前後関係から、訳には英語にはない、解雇云々の話が盛り込まれている。

最初、解雇を言い渡したが、まぁ、わかった、そんなら取り消すわ、と
いうことで、back offの意味も色々だが、「譲歩する」「折れる/妥協する」が近いだろう。

「back」も「off」も易しい身近な言葉である。

知っている単語が並んでいると、どうも何となく読み進めてしまうことがある。
しかし、それが一緒になると、実は、よく分からっていないことが多い。
身近な単語こそ、謙虚に辞書をあたる癖をつけようと思った。


もう1つオマケ。
字幕に出てこなかった捨て台詞があった。

Go figure.

go も figure も分かるけど、
go figureってなんだ?
わからないな。

それは、まさに「意味がわからない」という意味だった。

2009年8月11日火曜日

がんばって

ERにチェンという、中国人の女性ドクターがいる。
(不機嫌な目線が、なかなかセクシー)

突然3週間の休暇をとったERの部長代理のケリーが仕事に戻り
久しぶりに顔を合わせた二人のやり取り。

チェン: Hey, I've never got a chance to say thank you.

ケリー:For what?

チェン:I've got may chief resident confrimation.

     I won't let you down.

ケリー:I'm sure you won't.


気になったのは、太字部分であった。

 直訳すると、、、

チェン: 私は あなたを がっかりさせませんよ

ケリー:あなたは 私を がっかりさせないでしょうね

ここは、字数は、足りないし、
合いの手があるから、何もなかったことにもできない。

大体、「がっかりさせないわ」的なことを短くなんて表現するのだろうか。


字幕では、、、

チェン:お礼を言わないと
(Hey, I've never got a chance to say thank you.)

ケリー:何の?
(For what?)

チェン:チーフ・レジデントに決まりました
(I've got may chief resident confrimation.I won't let you down.

ケリー:がんばって
(I'm sure you won't.)


let you downはカット。
そこのうまい言い方を、知りたかったのになぁ!
「チーフ・レジデント」の方が重要だから仕方がないか。。。


これが、スゴイと思ったのは、
その訳さなかった部分を受けての発言なのに、
合いの手を「がんばって」とすることで、

つじつまも合い、そして
「私がんばるわ」と言った字幕にならない部分を、後から補っている点である。

そして、「がんばる」で、(変な言い方だが、、、)逃げてしまったところもうまい。
「がんばる」は、日本語特有だ。

あなたなら大丈夫よ、という気持ちも含めてしまう便利な言葉だな、と思う。

2009年8月9日日曜日

2つを1つにまとめ

私はERが好きなので、ひとまずこれで勉強しようと思っている。

自分で訳してみると、字幕に、
実にいろんな工夫がこめられていることが分かる。


ER8の第1話。

浮浪者らしき人が運ばれくる。

「彼がオペで死なずに済んでも
ほうり出すわけにはいかない
衰弱して動けないから犬に食われる」

と、いうセリフの後。

マーク: It happens.  

エリザベス: In Chicago?

マーク: A lot. A cop told me.

最後のセリフは、
「よくある 警察が言ってた」である。


しかし、字幕では、

「よくある」

「シカゴで?」

「警察が言ってた」

となっていた。

最初は、it happensであり、ここだけでは、
「よくある」ではない。
でも、後半の「A lot」の情報をそこに載せ、
後半では警察の話を出すことができている。
こういう工夫って、自分で訳そうとしてみないと
気づかないものだな。

2009年8月6日木曜日

日本映像翻訳アカデミーに行ってみた

無料体験講義に申し込んだ。

聴講に来ているのは9割が女性であった。

最初に、修了生はこんな仕事しました、と
色んな映画やドラマの紹介があった。
その後、代表の男性にバトンタッチ。

模擬授業を勝手にイメージしていたけれど
映像翻訳の現状と展望、
学校について、
など、いわゆる説明会だった。

・マーケットは拡大している
・OJTが充実している
・修了生がこんな仕事をしている
だった。

多くの修了生が現場で仕事をしている。
その域に達する人が多いのは分かった。
でも、その分、下に広がる山すそだって広い。

「1等が出ました」という宝くじ売り場と同じかな。
過去に、出たのは、分かった。
でも、それ以上に、ハズレが出ている。
自分が当たるか否かは自分次第だ。


講義では宿題が毎回出て、字幕、吹き替えに偏らない
授業があるのはよいと思った。

学校に行くなら、ここかなと思った。
心配なのは、授業料だな。