2014年2月2日日曜日

おすすめヘッドフォン

映像翻訳者は耳が大切である。
ヘッドホンは耳に悪いと聞く。
だから私はこれまで、ほとんど使ってこなかった。
その代り、外付けのスピーカーを買い、PCに繋ぎ
音を増幅させている。

やっぱりいるのかなあ、とぼんやりしているところへ
制作会社で字幕のチェックをすることになり、
重い腰を上げて買うことにした。

どんなのを買えばいいの?

どうも耳を覆うタイプがよいらしい。
耳たぶは、音を集める役割をしているので
すっぽりかぶさるものがよいらしい。

さらに、3つのタイプがあるらしい。
開放型と密閉型、その中間のタイプ。
職場用なので、音が漏れない密閉型かな。

値段は天井知らず。音質にはこだわらない。
音の始まりが分かればよいのだから。
私は貧乏なので、出しても1万円くらいで手を打ちたい。

ずっと頭にのせているので、重いと疲れる。

密閉型 X 耳すっぽり X 1万円くらいまで X 軽い で探すことにした。

商品レビューを読んでも、オーディオに詳しくないので、表現がよく分からなかった。

「高音がキラキラ!」← よいことなの?
「シャリ感が気になります」← 悪いことなの?
「このヘッドホンはドンシャリです」← どっちかな?

映像翻訳者の中には、ブログを書いている人もいるのだが
ヘッドホンの機種に関する投稿が見当たらない。

みんな、あまりこだわっていないのかな?
何を使っているの?

そこで、テープ起こしをしている人のブログを検索した。
彼らは人の声を拾っているのだから、一番用途が近い。

検索すると、ソニーのMDR-CD900STという機種が好評だった。
スタジオモニター用というものらしい。

ヘッドホンには、映画や音楽を聴くために音を強調させるタイプと
スタジオで音をチェックするために、音を拾うタイプがある。
スタジオモニターとは、後者の業務用ヘッドホンを指す。

店に行くと、ソニーはMDR-CD900STの他に、
MDR-7506というモデルがあった。

着け心地はどちらもよいが
持ち運びを考え、折り畳みができる7506を買った。
12000円くらい。 

家に帰って、映画を1本観たが、
耳も頭も疲れず、快適である。

音は籠らずクリアに聞こえる。
夏は暑いんだろうな…

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