ナショジオやディスカバリーのDVDなどは、近くのツタヤに置いていない。
先日、学校の面談で、何かありますかと言われたときに、
・ドキュメンタリーのDVDを勉強したくても、近所においていなくて困っている。
・ウェブで観る環境であるが、字幕版は少ない。
・ウェブの配信は録画ができない。
と言った。
(字幕版)あるんじゃないですか?
DVDになってるんですから。
(ウェブの配信を)録画すればいいんじゃないですか?という回答。
まぁ、ストリーミングをキャプチャするソフトもっていますけどね、
みんなは、どうしているのかを聞きたかった。
みんな、キャプチャのソフト使っているのかなあ。
それに、録画だと字幕のテキストデータが抜けないので
データとしてDVDが一時的に手元に欲しいのである。
英語をディクテーションするのも、まぁ勉強にはなるだろうけれど
合ってるかどうかも、確認できないし、翻訳にたどり着くまでに力尽きそう。
”写経”するのが勉強になりますよ、などと言われた。
そりゃ、なるほどね、って思う字幕はあると思うけど、
原文を確認できないまま
放送を観ながら、訳された日本語だけをただ書き写す「作業」に
その時間の投資に見合った大きな効果があるのだろうか。
今は、ゼロから1にする練習を、
観てるだけでなく、手を動かしたい。
字幕をデータでテキストファイルで抜いて、
ハコきって、自分で訳してみようかなと思っている。
そこで、何かよい知恵はないものかと聞いてみたけれど、
学校側のスタンスとしては、「だったら買えば?」ということだった。
家賃もギリギリなのに、DVDなど買えないわ。
まぁ、つまり、手立てはないらしいので、
郵送で借りるサービスを検討しよう。
とりあえず、近所のツタヤを覗く。
エロコーナーの入り口に約1m幅の棚にドキュメンタリーコーナーが申し訳程度にある。
うち、英語版のものは、4列程度。
さらに、 英語字幕データが入っていないものが多く、選択肢はさらに狭い。
一番よさそうだった「ディープ・ブルー」を借りた。
至近距離でのサメや、魚の群れの映像が、すごい。ナレーションが少ないので、まずは1本訳してみるにはいいかも。
ひとまず、これで勉強しよう!
4 件のコメント:
こんにちは。
私もドキュメンタリーの翻訳を勉強しようとして、やってみたことをシェアしようと思います。やはり、配信されたものを録る→字幕を隠す(TVにテープでも何でも貼ればいいんです。)です。
字幕ソフトがそんなに一般的になる前にはみなさんストップウォッチでやっていたと言いますし、それで頑張ってみるのもいいかと思います。
個人的には『写経』は勉強になると思いますよ!
流れとトーンを掴む勉強になります。
コメントありがとうございます。
いろいろ探ってみて、最終的には「字幕部分に厚紙をペタっと貼る&原文スクリプトなし」で何とか頑張ってみます!
流れとトーンですか。そういう点を観察することに絞って考えれば、やってみよう!という気になりました。
字幕の入る面積って結構あるので、それを厚紙で覆ってしまうと画像情報のかなりの部分が見えなくなってしまいます。お勧めは白い普通のコピー用紙。これだと字幕はぼんやり読めなくなり、画像はうっすら見えます。元画像の見える範囲をできるだけ多くするために、紙は最小限の大きさにします。
写経は役に立ちます。翻訳では「いいお手本を見て真似る」が基本だから。ただし、しっかりやれば、の話です。「しっかり」というのは、その作品の翻訳者の文体のモノマネができるくらい、あるいは複数の作品を見て誰の訳か見分けがつくくらい特長をつかむと言うことです。ただぼんやり書き写していても勉強にはなりません。見て観察するだけじゃなく、手を動かすことも大事。幸い、「観てるだけでなく、手を動かしたいと思うから」とおっしゃってるから、この点は問題ありませんよね。ハコの切り方、行の分け方、漢字の使い分け、省略のしかた(どの情報を残して、どれを生かしてるのか)とにかく書き写して特長をつかんでください。
自分でゼロから訳してみるのも無意味じゃないけど、ちゃんとした添削を受けるのでない限りあまり効果はないと思います。万一方向性が間違っていたら、どんどんあさっての方向に突き進むだけ。自分の訳文を批判的に見るという訓練ができていれば別ですが。
それより、ちゃんとそれでメシを食っているプロの仕事を徹底的に学ぶことだと思います。
…と、一応長年これでメシを食っている立場から。
コメントありがとうございます。
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