2012年3月25日日曜日

闇金で金を借りる話

漫画『闇金ウシジマくん』が面白い。

堕落していく様、ダメな人間の心理描写がたまらない。
そこに世の中の闇を描いた社会派の漫画である。
コマに乾いた空気が漂い、セリフのない、何でもない描写で物語る。

ただし、暴力、ヤクザ、ドラッグ、及び美しくない性的描写に抵抗のある
紳士、淑女の皆様には、あまりお勧めできるものではない。

10巻-11巻あたりの「サラリーマンくん」のエピソードがよかった。

疲れた主人公が会社の屋上からフェンス越しに東京タワーを
携帯電話でパシリと撮る画から、静かに始まる。

フェンス越しに描かれる主人公の画がまるで、
行き場のなさやスパイラル的なものを感じさせるし、
囚われているかのようにも見える。
のちに、主人公が昔、カメラをやっていたことがさらりと描かれる。
それが今や携帯電話。
読み進めていくと、扉のシーンの悲しさが
じわりと歩み寄ってくる。

漫画全体を一様に悪くいう人がたまにいる。
しかし、小説がすべて芸術的と言えまい。

漫画はメディアであって、ジャンルではないのだから。




2012年3月24日土曜日

負荷のない字幕

会社でサッカーのチケットを頂いた。
夫は、サッカーと人ごみが好きではない。
友達は、仕事。
そこで、以前、教えていただいた先生を誘うことにした。

先生のクラスでは、字幕を見ていただいたことはなかった。
そうだ、ついでに一度見てもらおう!と思い、課題の字幕を動画に焼き付けてiphoneに入れた。

ゲームの後、コーヒーを飲もうと喫茶店に入った。
少し話をした後、
「字幕みていただけませんか」
と、切り出した。

私は、絡まったイヤホンをほどく。
まだ、もじゃもじゃしていたけれど、あ・あとお願いします的に
先生に渡すと「あきらめないの!」と笑われた。

見ていただくのは緊張するものであった。
・日本語がおかしなところはない
・ただ、内容についていくのに負荷がかかるところがある
・その負荷は、文字数オーバーの問題ではない

どこだったかは、忘れたけど・・・と彼が言うので、
原稿を出し、赤ペンを渡した。

一枚の字幕(ハコ)に、英語で出てくる情報を日本語にすると、
唐突な印象がでる箇所を指摘された。
主語が提示されないまま、副詞句を載せている字幕だった。

見る人の負荷、か。
2枚の字幕をつなげるときは、
見る人の短期メモリに負荷をかけない字幕を目指そう。

2012年3月18日日曜日

これから

今年、夫は大学を卒業した。
長かったな、四年間。

私も、学校で設定されているコースを修了した。
今週は、半年振りに、休日に休んだ。

日曜に昼寝するなんて、何か月ぶりだろうか。

学校が敷いたレールを走りきった。
これからが大変だな。

2012年3月7日水曜日

淘汰

学校が行っているトライアルの合格者が発表になっていた。

私は、途中で期を空けている。
以前、一緒に基礎のコースを受けていた方が、
もし連続して受講していれば、すでに修了しているはずだ。

そういえば、あの時、みなさん、どうなのかしら?と思って
過去のファイルをめくり名前を探してみる。

1名合格していた。
前の月のトライアルをいくつか見てみると、次点が2-3名。

相対評価ではなく絶対評価なので、
確立で測るものではないが、
修了後、1年以内に合格するのは、
基礎クラスのうち1,2名ってとこかな。