2010年10月24日日曜日

情景の描写

ゲド戦記の原作と翻訳版を突き合わせながら読んでいる。
原作はル=クヴィン、訳は清水真砂子。

日本語が美しく、とても楽しく読める。
情景描写の言葉選びが
ドラマチックでわくわくする。


p9.
The fog was thinning now under the heat of the sun that shore bare above on the peak in a bright sky.


p16
霧は太陽の光に暖められて、しだいに薄れていった。太陽は、今や、天空高く、峰の頂きの上にさんさんと輝いていた。




the forest, from which he could see the sea, that broad northen ocean where, past Perregal, no islands are.



尾根からは海が見えた。茫漠とひろがる北方の海にはペレガルを最後に、その先どんな島も浮かんではいなかった。


天空、峰の頂き、茫漠と広がる——。
自分から出てくる語彙にはない言葉である。
また、pastの読み方、表現の仕方が、ううむ面白いと思った。

2010年10月17日日曜日

年貢の納め時

お気楽無職生活に終わりがきた。

好きな時に起きる事、午後の昼寝、平日の夜更かし。。。
すべてサヨウナラ!

明日が初出勤である。

がんばろう。

一生懸命、まじめに働こう。

そして、辞められるよう、がんばろう。

つまり、翻訳で身を立てられるように。


2010年10月8日金曜日

綱渡り

昨日は、午後から最終面接だった。
社長と専務の二人。
質問攻めで、1時間半弱かかった。

終始和やかな雰囲気だったので、前向きな気持ちで帰宅した。
夜8時頃、派遣会社から電話があり、内定と聞く。
18日から来てほしい、と。

ほっとした。
嬉しかった。
これでやっと落ち着いて勉強に集中できる。
もう嘘をつかなくて済む。
そして、生活ができる。

休業補償は2か月間だけだ。
10月は、「解雇であり、満額保障すべき」という私の主張が認められたが、
11月は、平均賃金の6割で、法務部が出した数字、一日5000円程度である。
無いよりはましだが、ひと月10万程度では家賃さえ、まともに払えない。

満額保障される10月の間に就職が決まって、安心した。
首の皮1枚で繋がった気分。

学校に行こう。
申込書を送った。

2010年10月4日月曜日

学校どうしよう。。。

仕事を辞めてからすぐ土日だったので、
普段の休日と同じような感覚だった。
 
今朝、月曜になって、午前中に家でゴロゴロしていると
なんて楽な生活なんだと思う。
 
10月からの学校はどうしよう。
まだ迷っている。
前期の内容も勉強になったし、学校そのものに不満はない。
心配なのは、お財布である。
 
夫婦とも無職のまま、さらにローンをかかえるのは辛い。
月に3万円程度だけれど、怖くて申し込みができない。
10月からは夫の大学ローンの返済が始まる。
 
夫は、大学の課題に没頭している。
 

2010年10月2日土曜日

風向き

退職の日。
みんなが温かくて泣けた。
花束とプレゼント。
大きな荷物になった。
幸せな重み。

何だか色んなことが上手く運びそう。
そう思えた日だった。

内定取消による休業保障は賃金の6割と言われていた。
私は、これは解雇であり最初の1ヶ月は100%出せと主張し
た。
それが認められた。
ラッキー。言ってみるもんだな。

そして、先日受けた一次面接が通った。
来週が最終面接。

この勢いでがんばろう。