2010年5月17日月曜日

ER:"bad parents"って何だろう

今は学校の提出課題が落ち着いているので、
ERのDVDで字幕を観察している。
2パターンとらえ方があると思われる箇所があ る。
共働きの夫婦がもめるシーン。
ベビーシッターのいない週末、
二人とも勤務シフトが入っている。
早番、遅番で交代するところが、
早番の夫、マークの残業で
妻エリザベスが遅番に遅刻。
赤ちゃんを抱えて、処置室に怒鳴りこんでくる シーン。

1 エリザベス:
This is exactly why we need a weekend nanny. 
(週末もお手伝いさんを
2 マーク:
A weekday nanny's bad enough
(い い人がいない
3 エリザベス:
It doesn't make us bad parents.
(親 の怠慢だわ
4 マーク:
I just want to raise our children.
(がんばろう
3 がよくわからない。
「it」 が、何を指しているだろうか。
それによって、bad parentsのbadの意味が変わってくる。

私は、itが週末のベビーシッターを頼むことを指しているかと思った。
週末にもベビーシッターを頼んだからと言って、
悪い親にはならない、の意で。
「頼んだって、いいじゃないのよ」という気持ち。
bad は、自分の子供を人に預けること。

一方、itが直前の「平日のベビーシッターが よくない」というセリフを指しているとすると、字幕のようになるのだろう。
badは、仕事と子育てを両立できない親か。
「『平日にいい人がいない』こと が、
仕事 と子育てをバランスを壊す原因になるなんて、おかしい」
を4文字で表すと「親の怠慢」か。
深いな。
小さなことで、意味がガラっと変わる。

2010年5月12日水曜日

クビだなぁ

去年、私は、とある翻訳会社を受けた。
面接で、社長がこの前クビにした人の話をした。

なぜ首になったのかと、理由を聞くと、
誤訳が多いからだ、と答えた。

表現の問題なら、なんとなるけれど、
誤訳は致命的だから、クビなのだという。

私は、毎回課題で誤訳をしてしまう。
そのたびに、クビの話を思い出す。